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池田小児童殺傷事件

池田小児童殺傷事件は、2001年6月8日に大阪府池田市の小学校「大阪教育大学付属池田小学校」で起きた無差別殺傷事件。

犯人の宅間守(当時37)は、池田小児童殺傷事件で児童8人を殺害、児童13名と教師2名に重軽傷を負わせた。事件後、間もなくして宅間守は逮捕され、過去にも強姦の犯罪歴があった。

第一審で死刑判決。その後、控訴したが本人の取り下げによって死刑が確定した。

生い立ち

宅間守の両親は、弟の守よりも勉強ができる兄の方を可愛がった。

人づきあいが苦手で直ぐに暴力をふるう短気の宅間は、学校になじめず、同級生の友人はいなかった。

大人になっても変わらなかったため、仕事は長続きせず、職場でもトラブルの連続だった。

女性関係でも4度の離婚経験があり、離婚の原因は必ず宅間の家庭内暴力だった。また、強姦罪で逮捕された過去もあった。

精神病院の入退院を繰り返し自殺未遂をした過去もあった。

死刑確定後に獄中で5度目の結婚をしている。

詐病の疑い

宅間は、精神病患者であることを利用して、レイプ事件、傷害事件を起こしている。捕まっては精神病院で受診、通院、入院を繰り返している。「精神分裂病」と診断されて不起訴処分で自由になったことで、自分は捕まらないと思い込んでいた節もあった。傷害事件や暴行事件では、度々障害者手帳を利用して「起訴猶予」を要求したという。

自分が精神病だったため、周囲にも「たとえ人を殺しても罪には問われない」とも言っていたという。

判決

宅間は、公判の場で何か言いたいことはないかと聞かれ、児童を殺傷したのは「世の中の理不尽を分からせる」ため、「後悔があるとしたらもっと沢山の子供を殺さなかったこと」、「幼稚園にガソリンでも撒いて50人くらい殺しとくんだった」と発言した。

2003年8月28日、大阪地裁で死刑判決。

控訴するが同年9月、宅間本人の控訴取り下げによって死刑が確定した。

2004年9月14日、宅間守の死刑執行。享年40歳。

最後

死刑執行前、タバコとジュースをゆっくりと味わい、5度目の再婚相手である奥さんに向けて「ありがとうと伝えてください」と言っていたという。

しかし、遺族への謝罪の言葉は一度もなかった。

 

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