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三菱銀行人質事件

三菱銀行人質事件は、1979年1月26日に大阪の三菱銀行北畠支店で起きた人質立てこもり事件である。

犯人の男・梅川照美(30歳)は、猟銃を持って三菱銀行北畠支店に押し入り4人を殺害、5,000万円を要求した。

猟銃を乱射して4人を殺害し、客を含む40人を人質にして店内に立て籠もった末に、42時間後に大阪府警察本部警備部の一斉射撃によって射殺された。

梅川照美

梅川照美

異常性

籠城した梅川は、人質を使ってバリケードを作らせ支店長を射殺後、女性の人質を裸にして自分の盾にさせた。

梅川は猟銃を手にして人質をいたぶったり、癇癪を起こして殺したりした。

生意気を理由に癇癪を起して猟銃で撃ち、「ソドムの市」の話を持ち出して、瀕死の銀行員の耳を別の銀行員にナイフで切り取らせることも行っている。

大竹市強盗殺人事件

梅川は、1963年の15歳のときには生まれ故郷の広島県大竹市で殺人事件を起こしている。

金銭目的で盗みに入った住居にいた主婦を刺殺して逮捕されている。逮捕時に「脅して抵抗されたから殺した。」と説明している。

 

近所からの梅川の評判は、「人を信用せず、いつも周りは敵だらけみたいに気を張り詰めて、可哀想」

その後も借金を重ね許せる友人は一人もいなかったという。

 

参考文献

『三菱銀行人質強殺事件』福田洋

『危機管理 三菱銀行と猟銃人質事件の真実』大歳成行

『私は真犯人を知っている』文芸春秋編集部