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福島女性飲食店経営者殺人事件

福島女性飲食店経営者殺人事件は、平成2年5月に福島の飲み屋の経営者が金銭目的で殺害された事件。

犯人の高田勝利は、以前にも殺人を犯して無期懲役の判決を受けていた。

仮出獄から3か月後の犯行だった。

事件概要

平成2年2月に仮出獄した高田は、カメラ部品や音響製品の組み立て工場を経営していた従兄弟を頼って福島へ行く。

平成2年5月、スナックのホステスと東京旅行を計画し、旅行費用のために県内の飲み屋「やきとり甲野」に強盗に入ることを計画した。

2日午後、開店前の女将に会社の人間を連れていくので早めに店を開けてもらうよう電話で頼み、女将と通常の開店時間よりも早く店を開けさせる約束をした。

 

その後、高田は工場で600グラムのハンマーとバールを持ち出して午後5時の開店前に店を訪ねた。

女将が気を許して開店準備のためにカウンターの拭き掃除をはじめたところ、背後から近づきハンマーで女将の後頭部を殴打し、続けざまに顔面や側頭部に何度もハンマーで殴打した。傷は40数か所にも上ったという。

その後、転何の自分の指紋をふき取り、2万5千円が入った財布かを盗んで逃走した。

凶器と犯行時にはいていたサンダルを途中で土に埋め、ホステスと東京へ旅行した。

サンダルが女性に発見され重要証拠となった。

その後、事情聴取後に自殺未遂を図ったが仮出獄から3か月足らずで逮捕された。

経歴

高田勝利は、以前にも殺人を犯している。

強盗、業務上横領などで3度服役した後、昭和42年1月にクリーニング店勤務の元同僚女性を絞殺して1万9千円を盗んだ。

そして、絞殺した女性の身元がバレないように衣服を脱がして裸にし、放置して逃走した。

昭和42年4月、無期懲役の判決を受けた。

 

22年後の平成2年2月に高田は仮出獄した。

判決

1992年に死刑判決を受け、公判中に重要証拠となったサンダルを発見した女性に対して、「サンダルありがとう、あなたのことは忘れないよ」といった恨み言を書いた手紙を送っている。

1999年に仙台拘置所で死刑が執行された。