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三島女子大生焼殺事件

平成14年1月23日、三島市に住む女子大生が粘着テープで後ろ手に縛られながら、灯油をふりかけられ、焼き殺された。

迷宮入りか

殺された女子大生は、真面目で大人しいと評判で、アルバイト先でも一生懸命に働くお客さんからの評判もよい子だったという。

当初、警察は怨恨による犯行を疑ったが、被害者の評判は良く、有力な手がかりは見つからなかった。

犯人浮上

迷宮入りするかと思われたが、事件から半年経ってから、別件で逮捕されていた男の唾液と被害者の遺体から検出された体液のDNAが一致する。

ひき逃げ事件で服役していた沼津市の服部純也という男だった。

逮捕後、女子大生を姦淫し、生きたまま焼き殺したことを認めた。

監禁・強姦・殺害

服部と女子大生は顔見知りではなかった。

自転車で帰宅途中の女子大生を見て強姦することを企図した服部は、自転車に乗った女子大生に声をかけた。時刻は午後11時頃、誘いを断られた服部は、強引に自分の車に連行し、口を塞いで脅して車に監禁した。

恐怖している女子大生を姦淫した後、覚せい剤仲間から電話があり、注射器をとりに実家に向かった。

実家の玄関を出ようとしたところ、灯油が入ったポリタンクを発見した。

彼女に灯油をかけて火をつければ身元不明の焼死体になるのではと思いつき、灯油入りのポリタンクを車に運ぶ。

実家から山へ車を走らせ、人気の無い場所で女子大生に灯油を浴びせて火をつけた。

女子大生は、頭部の灯を消すために立ち上がってコートを脱ぎ捨てたが、全身に火は燃え移り、悶絶するうちに工事現場のコンクリートブロックに転倒し、全身性の火傷により焼死した。

判決

2004年、静岡地裁は無期懲役の判決を下した。

2005年、東京高裁は一審の無期懲役を破棄し、死刑判決。

2008年、最高裁は上告を棄却し、死刑確定。

20012年、死刑執行。